Money talks.は,金を持っている方が有利だ,事はお金次第だ,という意味でよく使われる表現である。日本語でも「金がモノを言う」と英語と似た言い方をする点がおもしろい。
『ツインズ』ではある事情のから,別々に育った双子の兄弟が,数十年後初めて顔を合わせる場面がある。兄のビンスは服役中で,弟のジュリアスは面会で,お兄さんを助けたいことを伝える。半信半疑のビンスは「俺をここから出させてくれるって?」と聞き返すが,"Well, money talks and bullshit walks."(まあ,金しだいで,ウソも誠になるさ)と言うのである。なお,Bullshit talks.は「ウソもまかり通る」という意味で,こちらの方は下品度が非常に高い。