dragとは「引きずる」「引きずること」という意味の語であるが,スラングでは,「不快な状況[事柄]」「退屈なこと[人]という意味で用いられることがある。What a drag!とは,「いやだなあ」と気の滅入るような状況,場面,経験などを表したり,人を馬鹿ににして「つまらないヤツ」という意味になったりする。たとえば,"What a drag! Let's go somewhere else."(つまらないなあ。どこか別のところへ行こうぜ)という具合に使う。
『恋人までの距離』では,列車の中で始めて知り合ったジェシー(Ethan Hawke)とセリーヌ(Julie Delpy)が食堂車で話をしている場面がある。I think this is Vienna. You get off here, no?""Yeah, what a drag!"「ウィーン駅に着いたわ。ここで降りるんじゃなくって?」「ああ,残念だな」というやりとりがある。