ball and chainとは本来、「鉄の球と鎖」つまり、「(囚人の足につける)足かせ」という意味である。それがなぜ「強妻、かかあ天下の女房」を意味するのは、妻というのは夫を囚人のように束縛する存在、という男の勝手な発想によるのだ。これはおどけた感じのスラングであり、男同士の会話ではしばしば使われる。ただし、本人を前にして使うには多少の「危険度」は覚悟した方がよい。
映画『危険な情事』には、Jimmyが友人とのディナーの席で、自分の妻を紹介するシーンがある。"Attention, please. Ladies. Attention. Ladies. Gentlemen. My wife. My ball and chain."(ご注目ください。奥様方、こちらを!みなさん、こちらが私の妻、かかあ天下の女房です)というセリフがでてくる。